歯科」カテゴリーアーカイブ

金属アレルギーについて その2

前回のブログからの続きです。

保険診療に使用される合金の中にアレルギーの原因物質があった場合、当然ながらその合金を使うことはおすすめできません。
(合金の内容とアレルギー原因を調べる方法は前回のブログをご参照ください)
ですが、残念ながら今の保険制度では金属アレルギーがあるからという理由で
代替の材料を保険診療として用いることはできないのです。
(ただし、一部の治療部位においてはアレルギーの有無に拘らず金属を使用しないで治療ができます)

保険が効かない、いわゆる自費診療の詰め物や被せ物について当クリニックでは様々な種類のものがあります。
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18金の被せ物。金は科学的に安定していて柔らかいのが特徴です
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単色セラミックの被せ物。メタルフリーで安心です

歯の部位や噛む力によって保険診療でも金属不使用での治療が可能です。
また、保険外診療においても選ぶ材料によっていろんな種類があります。

まずは気軽にご相談ください。

むつみ橋通り歯科クリニック

金属アレルギーについて その1

こんにちは。

最近はゲリラ豪雨、突然の雨に悩まされたりする機会が多いですね。
突発的な豪雨の前には冷たい風が吹くことが多い、とテレビで言っていました。
冷たい風が吹くと10分後に雨が降り出すことが多いそうです。
ご参考になさってください。

金属アレルギーで悩まれている患者様が時々いらっしゃいます。

保険診療の詰め物や被せ物などに使用されている金属ですが、合金ですので様々な金属が
入っています。
『金銀パラジウム合金』と呼ばれるもので、主に銀、パラジウム、銅、金、その他の金属から成ります。
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金銀パラジウム合金の被せ物

お口の中の金属だけが原因とは考えにくいのですが、お口の中に金属が存在することでアレルギー発症の要因のひとつになることもあります。

金属アレルギーが疑われる場合、まずは内科医に相談しましょう。

『パッチテスト』と呼ばれる、肌にシールを貼ってアレルギーの原因を探す試験を行い、本当に金属アレルギーなのか?また、どの金属がアレルギーの原因となっているのかを確認しましょう。

試験の結果、先程挙げた金属の中にアレルギー物質の原因となるものがなければ問題はありません。

では、もしあった場合はどうしたらいいのか?

次回のブログに続きます(笑)

むつみ橋通り歯科クリニック

絵本を寄贈していただきました

こんにちは。

最近は突然の豪雨が続いていますね。
昨日も雹(ひょう)が降り、とても驚きました。

今年も『たまがわ幼稚園』様から絵本の寄贈をいただきました。
ありがとうございます。
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『だるまさん』シリーズ

待合室の本棚に並べたところ、さっそく読んでいる子がいました。
とても楽しい絵本です。

私も読んで思わず笑顔になりました。
皆様もぜひ一度、お読みになってみてください。

むつみ橋通り歯科クリニック

歯科衛生士さんの募集を再開しました

こんにちは。

先日の切削器具滅菌のお話、反響が大きくて驚いています。
意外と皆さんがブログをお読みくださっていることを知りました。。。

ということで、ここで告知をさせてください(笑)

一緒に働いてくださる歯科衛生士さんの募集を再開いたします。

当院では『患者様の笑顔を最上の喜びにする』という理念のもと、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科助手がチームワークで仕事をしています。

新卒、経験不足、ブランク、などは関係ありません。

患者様が喜んでくださる仕事を皆で考え、共に成長しながら頑張っています。
そんな私たちと一緒にお仕事をしませんか?

まずは気軽にご連絡をください。
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貴方のその手で患者様を笑顔にしましょう♪

むつみ橋通り歯科クリニック

歯を削る機器の滅菌に関するニュースについて

こんにちは。

昨日は久しぶりに恵みの雨となりましたね。
日中も少し肌寒く、まだ五月だということを思い出させてくれました。

先日、読売新聞やインターネットのニュースで歯を削る機器の滅菌について
取り上げられたのをご存じですか?
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インターネットより読売新聞の記事を抜粋
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歯を削る機器を滅菌せずに使い回しをしている歯科医療機関が7割に上る
可能性のあることが、国立感染症研究所などの研究班の調査でわかった。

患者がウイルスや細菌に感染する恐れがあり、研究班は患者ごとに清潔な
機器と交換するよう呼びかけている。

調査対象は、歯を削るドリルを取り付けた柄の部分。歯には直接触れないが、治療の際には口に入れるため、唾液や血液が付着しやすい。
標準的な院内感染対策を示した日本歯科医学会の指針は、使用後は高温で滅菌した機器と交換するよう定めている。

調査は、特定の県の歯科医療機関3152施設に対して実施した。
2014年1月までに891施設(28%)から回答を得た。

滅菌した機器に交換しているか聞いたところ、「患者ごとに必ず交換」との
回答は34%だった。一方、「交換していない」は17%、「時々交換」は
14%、「感染症にかかっている患者の場合は交換」は35%で、計66%
で適切に交換しておらず、指針を逸脱していた。

別の県でも同じ調査を07~13年に4回行い、使い回しの割合は平均71%だった。
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このニュースを見られた患者様から多くの問い合わせをいただきました。
お口に入る機器ですから、心配されるのが当然だと思います。

ご安心ください。
むつみ橋通り歯科クリニックは患者様お一人毎に機器を滅菌しております。
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開院時から、しっかりと滅菌体制を整えております。
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先日お伝えした新しい滅菌器もフル稼働して患者様の健康を守っています。

どうぞ安心して治療をお受けください。

むつみ橋通り歯科クリニック