月別アーカイブ: 2014年10月

親知らずの抜歯

こんにちは。

今日は台風一過で清々しい快晴ですね。

院内のエアコン温度調整がとても難しく、寒いのか暑いのかよく分からなかい状態です。
暑がりの自分に合わせると、他の方々は間違いなく寒く感じますよね。

診療室内温度は各個室で変更できますので、暑かったり寒かったりする時はお気軽にお声掛けをしてください。

前回に引き続き、ネットで流れたニュースについてです。
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『親知らずは本当に抜かないとダメなのか』

答えから先に言うと『時と場合による』が正しいと思います。

綺麗な歯並び(ここでいう綺麗とは噛みあわせがしっかり合っていて調和が取れている状態)であって、歯磨きがきちんと出来る環境であれば抜く必要はありません。

上手く磨くことが出来ない、真っ直ぐ生えていない親知らずは抜いたほうがいい場合があります。

理由は、
①磨けずに虫歯になると手前の歯も一緒に虫歯になることが多い。
②歯周病により、親知らずの周りの骨が無くなり手前の歯も影響を受ける
③歯肉と親知らずの隙間に食べ物が入り、腫れることがある 等があります。

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写真が①でお話した虫歯の状態です。赤い矢印が虫歯の部分です
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③この写真のように真横になった親知らずがあると腫れたりします

よく、親知らずを抜く時に周りの人たちから「痛いよ」「腫れるよ」と脅されて来院される患者様がおられます。
痛みに関しては麻酔をしっかりと行ってから抜歯しますので心配ありませんし、腫れるのも体質に依りますが、骨を削るような大掛かりな抜歯でなければあまり腫れることはありません。
もちろん、抜歯後は痛み止めと抗生物質をお飲みいただきます。

場合によってはこちらで抜歯ができないケースもありますが、親知らずが気になっている方、一度ご相談にいらしてください。

悩むよりも意外と簡単に解決することがあります。

むつみ橋通り歯科クリニック

喫煙と歯周病の関係

こんにちは。

食欲の秋ですね。
皆様は如何お過ごしでしょうか?

私は年間を通して食欲がありますので、この季節は言い訳が出来て最高です♪

今回のブログのタイトルは『喫煙と歯周病の関係』です。

最近はインターネットが普及して、様々な情報が簡単に手に入る時代。
ですので、喫煙が歯周病に悪影響を及ぼすことは知っておられる方が多いのではないでしょうか。

もし、知らなくてこのブログをお読みになられている喫煙者の方がいましたら是非、心の隅に置いてください。

最近では特に女性喫煙者の患者様が多く見受けられます。

先日、インターネットでこんな見出しの記事が載っていました。
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『女性の喫煙は孫の代にまで影響がある』

内容を要約すると、タバコに含まれるニコチンが胎児の卵巣・精巣に影響を及ぼし、胎児だけでなく胎児の未来の子供にまで低身長・低体重児を出生させる影響力がある、というものでした。

可愛いお孫さんの病気が、実はお祖母ちゃんの過去の喫煙の所為だった、なんて悲しいですね。

歯科では患者様に禁煙をすすめるよう行政から指導を受けています。

私個人の見解としてですが、私は患者様に対して無理な禁煙をお勧めしていません。

タバコは嗜好品ですし、害があると解っていて吸うのは個人の自由だからです。

夜中に食べるお菓子、美味しいですよね?
お酒を飲んだ後のラーメン、身体に悪いと解っていても食べちゃいますよね?

あれと同系列だと考えているのです。

ただし、喫煙の本数は可能であれば減らすようにお伝えをしています。

そして、インプラントの手術に関してですが、喫煙者の場合はお断りをさせていただくことが多いです。

理由は手術後の治癒がとても悪く、喫煙を続けられるとインプラントを長期安定させるのが困難だからです。

高価な自費診療ですので、長期にわたりお使いいただきたいのです。

ちなみに、むつみ橋通り歯科クリニックのスタッフは私をはじめ、全員が非喫煙者です。

このブログを読んでくださった喫煙者の方、これを機に禁煙の第一歩を踏み出してみませんか?
または今の喫煙本数を5本、減らしてみませんか?

インプラント治療には高額の治療費が掛かります。
もちろん、費用に見合ったメリットがある素晴らしい治療法だと思います。

でも将来、失った歯にお金をかけるよりも、いまある歯を大事に残して可愛い(未来の)お孫さんに使うことのほうが何十倍も有意義だと私は思うのです。

自分も夜中のお菓子、まずはポッキーを5本減らします(笑)

たまに真面目な話を書いてみました。

むつみ橋通り歯科クリニック